2019-07-06から1日間の記事一覧
(1)飯田欓隠『通俗禅学読本』 33頁 若しも坐禅中色々のこと思い起すことありとも、それはそれに任せて、只そのものそれに純一になればそれでよい。皆坐禅中の出来ごとであるから、坐(34頁)禅の分布である。この事南堂静禅師が委曲論及しておる。坐…
1 鈴木大拙『禅仏教入門』 「神秘化などといったものは、およそ禅そのものの目的とはかけ離れたものであるのだが、生の根本事実に触れたこのない者にとっては、禅はどうしても神秘的としか映じないのである。」(8頁)「仏教は(略)超自然的な力を認めな…
【参考資料:禅と向上】 (1)釈宗演『快人快馬』184頁~186頁 「仏教では常に煩悩を排斥して悟を求めるという様なことを申すが、之を現実的に言って見ると、唯々古いものを捨て新しいものを取るという程のことで、(略)新陳代謝する、即ち我々が茲に…