坐禅普及

主旨は慈悲。行は坐禅。

悩みながら少しずつよくしていくことについての補足

最近のテーマは、悩み、反省しながら少しずつ成長していくことなのだけれども、久しぶりに、鈴木俊隆『禅マインド ビギナーズ・マインド』を見返したら、同じ趣旨の記述が見つかりました。



道元禅師は『將錯就錯』(しょう・しゃく・じゅ・しゃく)といわれました。錯(しゃく)とは、『やりそこなう』『間違う』という意味です。將錯就錯とは、『間違いを間違いで受け継ぐ』という意味です。道元によれば、ずっと続く間違いが、禅でもありえます。禅の老師の一生とは、長い年月の將錯就錯ともいえるのです。それは、長い年月、間違えても間違えても、ひたむきに続ける、ということです。」
(70~71頁)



 坐禅を始めて間もない頃に買った本だけれども、読み返すたびに何か発見があるから面白い。
……すぐ内容を忘れてしまうだけからかもしれませんが……





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